インスリンとは!
インスリンとは、ヒトの体の中でつくられるホルモンで、唯一血液中のブドウ糖(血糖)を少なくする働きをもっています!
インスリンの作用が不足したり、インスリンの分泌量が減少したり、
あるいは両方が同時に起こったりすると、血糖値が上昇してしまいます!
人間にとって、インスリンは生きていくために不可欠なホルモンです。
血糖の量は、食事のほか、さまざまな原因によって変動しますが、
健康な人の体内では変動する血糖が上手にコントロールされ、いつも一定の幅の中で保たれています!
それはインスリンの働きがあるからです!
インスリンは、すい臓のランゲルハンス島という組織にあるβ細胞でつくられています。
食事によって血糖値が上がる(血糖の量が増える)と、
すい臓のβ細胞がこの動きをすばやくキャッチして、すぐにインスリンを分泌します。
血糖が全身の臓器にとどくと、インスリンの働きによって臓器は血糖をとり込んでエネルギーとして利用したり、
たくわえたり、さらにタンパク質の合成や細胞の増殖を促したりします!
このようにして、食後に増加した血糖はインスリンによって速やかに処理され一定量に保たれるのです!
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